なんで今更

Twitterに疲れたあなたへ!マストドンのススメ2020 ~自由な世界に参加しよう~ - ももつきのーと で私が去年書いた結局のところトゥートの検索ってどうなったの2019 | Cutls Code Archives参照されていたので。

まぁ本当は分散SNS萬本 vol.1と内容がかぶるので書くのもアレなんだけど。

変わってないところはそのまま書く。

– 以下変わってない –

この記事執筆時点の情報を書き連ねる。

Mastodonの投稿(=トゥート)を検索するということはだれしもがやりたいことではあるのだが、その需要とは裏腹に供給が間に合っていないのが現実だ。
Mastodonアンチ論者の主張の1つとしてもよく挙げられるし、TwitterとMastodonの比較対照を語る上でも見逃せないポイントになっている。

なぜ存在しない?

潤沢な計算機資源(つまり全文検索するには金がかかる)ということなのであろう。1TBもあればトゥートの情報保持は(メディアを含めなければ)十分であろうが、それを上(新)から下(旧)までくまなく部分一致検索をすることは、スペックのよいコンピュータでないと膨大な時間がかかるという話である。

それでも我々は全文検索をしたい。

現在有効なツールを紹介する。以下個人の主観。

– ここまで変わってない –

tootsearch

2019に引き続き日本のトゥート検索の最前線にいる。とはいっても年末からGitHubのリポジトリにコミットはない。そうそう、これはオープンソースだからいいんだよね…

ちゃんと自分を検索結果から除外するように申請できる。それが最近ないからコミットもないんだよね多分。

マストドン検索ポータル

いわゆるMSP。2019のときは割とサーバーダウンしていたが、最近はあんまりなさそう。知らんけど。Subway Tooterは2019書いてから数か月してMSP対応をやめた。

マストドン検索 by google

2019をそのまま書くよ
ググってくれる。データの保持はGoogle任せ。正確にはトゥートだけの全文検索ではないが、エゴサの達人ならGoogle検索演算子を駆使して掘り出されもしなかったトゥートをGETできる可能性もある。天下のGoogleなので表記揺れ対応などはできるが、日によって検索結果が違ったりするのでよくわからない。

Misskey.io

Misskeyインスタンスは数多くあるが、旗艦サーバであるという点でこれをあげさせてもらった。2019のときはmisskey.xyzだったが、v11のリリースでDB周りがかわったせいでデータが移行できずにioになった。

そういやいつの間にか(v12~?)えらい棒(Elasticsearch)はオンでもオフでも検索できるようになったらしい。きわめてえらいね。

2019をそのまま書くよ
伏兵。村上さんの力によりActivityPub内のトゥートの全文検索が可能になっている。ログインが要るし、というか分散SNSの1つであるので検索エンジン的な使い方を推奨するわけではないが、覚えておくといいだろう。

fediverse search (search.social)

最近できたやつ。いつからかは知らんしAPIも無いのであまり興味はない。検索可能範囲もよくわからないけど、割と広そう。

でもなんだかんだ最もサステイナブルなサービスかもしれない(ちゃんとオプトアウトできるし)から、一応ここに書いておく。

Notestock

知る人ぞ知る、分散SNSのログストックサービス。検索範囲はNotestock利用者だけなので狭いけど、ウィジェットとかAPIとか一通りそろっている。

検索APIのリザルトはMastodon APIと互換性を持っているわけではないので、パッと実装できるものでもないのが難点。とはいってもTuskyフォークのYuitoでは実装されている。

墓場

やすらかにねむれ。

Tootdon

Tootdonが勝手にデータ取ってる?冗談でしょ | Cutls Code Archivesを書いたらちょっとだけ本能寺になって、公式が出てきたまではよかったのだが…。しばらくしてあえなくサ終のお知らせ。私はこんな終わり方を望んではいなかった。

なお、データはtootdon.oooに送られていたのが判明しているが、そのドメインは今年の4/28に切れる予定だった。ドメイン保護しないとという使命感があったので、切れた瞬間に取ってやろうと検討していた。しかし、前日見てみたらちゃんと更新されてた。いや更新してほしかったけどね。

マストドンリアルタイム検索(Userlocal)

なんだかんだ安定して…なかった。「Mastodonランキング」というサイトに飛ぶようになってる。いつの間にか。

ゆきやさんの記事は極めて読みやすいが、これは駄文。ここまで読まずにそっ閉じした人もいそう。