できます。
TenChaというNodeGUIを使ったMisskeyクライアントが「11年前からある」のですが、開発者にWindows環境がないのでビルドは自分でやるか、開発者以外の有志がやる必要がありました。
そんで自分もコントリビューションしようとビルドを試みたのですが、きわめて面倒でした。C++はやらないのでCMakeが…Visual Studioが…と言われてもなんもわからん。
人間にできないことはロボットにやらせよう。
ということでTravis CIにやってもらうことにしました。
cpp環境が要るという「先入観」から、travis.ymlにlanguage: cpp
って書いて、chocolatryでnodejsを入れてビルドすればいいじゃんっていうことで書きました。script: 'choco install nodejs'
それであとは適当にnpm i && npm run build
とか書いてプッシュしたんですが、あえなくError。node -v
がコマンドが見つかりませんのエラーで失敗していた。
pathの問題だろうかとrefreshenv
(正確にはpowershell refreshenv
。Git bash環境なので。)とか入れてみたけどダメで、もうダメになっていた。
しかしTravis CIのWindows環境のドキュメントを見ると、”Pre-installed Chocolatey packages”のところに、cmakeとかbuildtoolとかイケそうなことが書いてある。
それじゃあとlanguage: node_js
って書いたら普通に成功した。10分くらいかかるけど。エラーめっちゃでるけど。
optionalDependencies
のせいでエラー出ても放置するようになってしまったのが幸いしたか。
まぁビルドできたしそれでいいか。